K3003 製品レビュー 【ダイナミックとバランスド・アーマチュアユニット】 [K3003 製品レビュー 【ダイナミックとバラン]

K3003 製品レビュー 【ダイナミックとバランスド・アーマチュアユニット】


すぐに分かるのは、非常に自然な音だということかな。。

めずらしい機構のイヤフォンなので、個性的な音がするだろうと思ってたら、

肩透かしを食らってしまう。

だが、アコースティックギターの金属質な弦の音と、

それによってギターの本体が振動して発せられる木の柔らかい響きの音が、

完璧に再現されていることに気づいて・・・、これは凄い。

アコースティックベースの「ヴォーン」という量感のある低域は、まぎれもなくダイナミック型の音。

頭の中心を揺らされるような量感がすごく良い。


バランスド・アーマチュアでも低い音は出るけど、

「大量の空気が動いている感覚」を出すのは困難で、

ダイナミック型のメリットと言える部分だね。

逆に、この豊富な低域に埋もれず、中高域が一音一音クリアに、

輪郭がシャッキリ描写される部分に、バランスド・アーマチュアっぽい解像度の

高さを感じる。

まさに両方のユニット特性の「いいとこ取り」。

ここまでだったら、ただ単に「低域をダイナミック型が担当して、中高域をBAで再生してる」

で終わりだけど、「K3003」の凄いのは、ユニットの方式の違いを感じさせないほど、

高音と低音の音域が統一されていて、すごいのは中高域の自然さかな。






共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。